【子育ての軸】ママがイライラや不安を感じないために!ブレない軸を作るための3ステップ

子育ての秘訣

あなたは子どもにどんな大人に育ってほしいですか?

また、子育てをする上で、
これだけはゆずれない!と思うことや
これだけはしっかりと子どもに伝えて行きたい!と決めていることは
ありますか?

これらが決まっていることが、あなたの子育ての軸となります。

そして、あなたの子育ての軸がしっかりとしていると
毎日のちょっとした困りごとや子どもに関する悩みが薄れ、
イライラや不安がなくなっていきます。

子育ては10年以上続きますが、成長していく子どもとの時間は有限!

今ある大切な瞬間を最高の瞬間にしていくために、あなたの子育ての軸をしっかりと考えていきましょう。

ここでは、子育ての軸を3ステップに分けて考えいきます。

自分の中の理想を順序立てて言語化し、子どもと自分の未来のためにブレない子育てを確立していきます。

子どもの自立を○年後と決める

まず最初に考えほしいのは、子どもの自立する時期です。

「自立」とは、辞書を引いてみると、
他からの影響や従属から離れ、自分の力だけで行動や生活ができること
と記載されています。

仕事や経済、能力や身体などの面で他者に依存せず独り立ちすることを「自立」と言います。

あなたは子どもを何歳で自立させたいと考えていますか?

社会的にみれば、18歳が大人になる節目であると言えます。
なぜなら、選挙権を取得しますし、高校卒業後に就職する場合もあり、社会人として見なされるようになるからです。

しかし、16歳という考えもあります。
中学を卒業すると子どもは自立するという捉え方です。

高校に入ったらアルバイトが可能になります。友人との外出や、親以外の大人との関りも格段に増え、アルバイト先では大人と同じ扱いを受けることになります。

この頃から子どもは親とは違う考えや意見をしっかりと持つようになり、自分の世界で生きていくようになっていきます。同時に、社会的な責任や決断を自分で行い、自ら考えて行動できるようになっていく時期です。

ただ、一方で、高校生のアルバイトは保護者の許可が必要であったり、社会的責任がまだ軽く、子どもとみなされることがあります。
その点を考慮すると、16歳は「自立」する年というよりは、「自立への最後の過渡期」であると言えると思います。

私の場合は、やはり、高校卒業のタイミングが子どもたちの自立のときだと考えています。

そうなると、私に残された時間は、

長男はあと4年
長女はあと6年
二男はあと8年です。

この時間内で、私は子どもたちに社会で自立して生きていくために必要な基本的な知識や経験、そして必ず習得しておいてほしい生きるためのスキルを伝えていきます。そしてそれは、今も実践中です。

あなたはどうでしょうか?

あと何年残っていますか?

あなたが子どもに伝えたいことは、残りの年数でしっかりと達成できるでしょうか?

子どもになってほしい姿を具体化する

子どもを育てる上で、どんな大人になってほしいのかを予め具体的にしておくことがとても大切です。

まずは、あなたが大切と感じる思いを言語化することから始めてみましょう。

自分の中で「これは大切!」「子どもにはこれを大事にしてほしい!」と思うことを3つ挙げてみてください。

・思いやり  ・自己肯定感  
・勇気    ・リーダーシップ 
・自己実現  ・協調性
・明朗性   ・柔軟性
・合理性   ・知性
・決断力   ・想像力
・忍耐力   ・読解力
・受容力   ・チャレンジ精神
・不屈    ・自己中心
・利他の精神 ・家族愛    
・冒険    ・自尊心
・有言実行  ・平和
・強さ    ・継続力  など

ここからあなたの子育ての軸、子育てのスローガンを作っていきます。

例えば、「思いやり」「知性」「家族愛」と選んだ場合、あなたの子育ての軸は

「思いやりをもって家族を大切にし、生涯を通して学び続ける大人になる」
または
「家族を大切にしながら周りの人への思いやりも忘れず、常に学び続ける大人になる」
となります。

子どもが成長していく過程で色んな悩みやトラブルにぶち当たることとと思います。そんな時、あなたは子どもにどんな考え方をしてほしいのか?

或いは、学校や習い事の際に、「行きたくない」「止めたい」となった場合、あなたは親として子どもとどう接すると良いのか?

上記のスローガンを踏まえて考えることで、親はどう振舞うべきなのか迷わずに済みます。

あなたが子育てにおいて大切だと思えること、子どもにはこうなってほしいと願うことは、どんなことでしょうか?

しっかりと考えてみください。

親が手本となる/一緒に理想を目指す

子どもになってほしい理想像を具体化できたら、大切なのは、親が手本となるようにふるまうこと、或いは一緒になっていけるように共に歩むことです。

子は親の鏡

どんなに理想的な言葉を並べ立てたとしても、子どもは親がやるにしかやらず、親が言うようにしか言わないのです

子どもになってほしい姿を親が見せる。

このことをしっかりと念頭に置いておくと、子どものイヤイヤやトラブルなどの時、子どもにとってほしい行動を常日頃からあなたが取れば良いと分かります。

例えば、子どもがお友達とトラブルになってしまったとき、子どもにどう振舞ってほしいでしょうか?

先述したスローガンを元に考えてみます。

・思いやり→相手への配慮ができ、すぐに謝ったり、和解しようとする
・知性→次はどうすると同じトラブルを防ぐことができるのか考えられる/理解する
・家族愛→トラブルにより家族に心配をかけていることが分かり、きちんと報告や相談ができる

これらを達成するためには、常日頃から親は子どもに「ごめんね」という言葉を伝えたり、時には歩み寄る姿勢を示すことが大切となります。

また、失敗やトラブルの際にはそのことを責めるのではなく、じゃあ次はどうしたら良いのか?といったことを親も考え、次の行動に活かしていくことが大切です。

子どもが失敗しても、子どもと一緒に原因や対策を考え、子どもが次にできる行動を促していくことがポイントとなります。

さらに、トラブルによって家族に心配をかけてしまった場合や、失敗による損失など、家族で日ごろから話していけると良いでしょう。
ここでのポイントは、その事でお互いに責め合うのではなく、一緒に解決や次への対応策を考えて行動していける事です。

親は常に子どもの鏡であること、
絶対的な理解者であり、味方であること


子どもになってほしい姿を親が見せることで、子どもはあなたの思い描く理想の大人へと成長していくことができます。

まとめ

子育ての軸は時間をかけてじっくりと考えてみてほしいと思います。

子どもが大人になったとき、どんな人間であってほしいのか?
どんな人生を歩んでほしいのか?

あなたの子育ての軸は、あなただけのものです。

あなたの子育ての軸を確立することができたら、あなたは子どもとブレずに、迷わずに進んでいくことができるようになります。

子どもはあなたとは違う1人の人間であるとしっかりと認識した上で、焦らずに考えてみてください。

もしも、ひとりでは子育ての軸を考えることが難しかったら、私にいつでもご連絡ください。

あなたの理想の子育てについて伺いながら、あなたの子育ての軸を作るお手伝いをさせて頂きます。

あなたのイライラや不安が軽くなり、子どもと一緒に笑顔で過ごしていけますように。