他の子と自分の子どもを比べてしまって、
不安やイライラを感じていませんか?
他と比較せずに
自分の子どもをありのままに受け入れることができたら
あなたの心はもっとラクになって
子どもの情緒も安定してきます。
そしたら、
子育てはもっと楽しくて、
もっと子どもを愛せるようになっていきます。
そのための3つのステップ。
Step1:子育ての「理想」について考える
Step2:子育ての「理想」と「現実」のギャップを捉える
Step3:ギャップを埋めるための目標を立て、行動する
それぞれのステップについて、3回に分けて詳しく説明していきます。
前回の記事でStep1、あなたの子育ての「理想」について考えてみました。
「Step1:子育ての理想を言語化する」記事はこちら
今回は2つ目のステップをお伝えします。
ぜひ取り組んでみてくださいね。
子育ての「現実」を明確に把握する
自分の子どもを他の子と比べてしまう子育てを抜けだすための
2つ目のステップは、
子育ての「現実」を正しく把握し、
「理想」と「現実」のギャップを認識すること。
子育ての「理想」について、まだ考えられていないよー
という方はぜひこの機会に考えてみてください。
「理想」の言語化ができた後に
「現実」について1つ1つ明確にしていきましょう。
あなたの子育ての現実を振り返る
今のあなたの子育て生活は、どんな状態ですか?
子どもとの時間は楽しめていますか?
子育てしながらの家事やお仕事はスムーズにできていますか?
まずはあなたの現実での子育て生活について
明確な言葉にして、整理していきましょう。
朝(午前)、午後、夜
など、時間で区切りながら、
できるだけ詳細に書き出すことがポイントです。
特に、「理想の暮らし」で書き出した項目に沿って
実際はどうなのか?といったように
同じ事柄に対して
現実を対比させて考えてみてくださいね。
というのも、その後のStep3では、
「理想」と「現実」のギャップを埋めるための
実際の「行動」を考えていくからです。
ですので、できるだけ同じ項目で振り返っていきましょう。
例として、前回「理想の暮らし」として上げた項目に沿って
私の経験や他のママの体験談をもとに
実際にあった「現実」をいくつか書いてみます。
理想 | 現実 | |
---|---|---|
朝 | ゆったりと起きる | 子どもが早朝に目覚め、強制的に起こされ体がだるい |
朝食はトーストと目玉焼きとコーヒー | 子どもの着替え、朝食、片づけで自分は食べる暇なし | |
子どもと手を繋いだり、ベビーカーでお出かけ | 手を繋ぐのもベビーカーも嫌がり、ふんぞり返られてイラつく | |
咲いている小さな花や青い空を眺める | 花も空も見ている余裕なし! 子どもから目が離せない! | |
子どもに笑顔で話しかけながら散歩 | 「まって」「ダメよ」の連発 顔はひきつる | |
午後 | ニコニコする子どもとお絵描きや積み木 | 積み木をぶちまけ、壁に絵を描かれ、感情的になって怒ってしまう |
子どもができることを笑顔で見守る | 子どもがやらかしたことにイライラし続ける | |
お友達が子連れで遊びに来る | ママ友はいないから遊びに来ない | |
子どもたちは自発的に遊ぶ | 子どもが人見知りで泣いて、自分から離れてくれず「なんで?」とイラつく | |
夜 | 夕食には家族がそろい、その日の出来事について談笑する | 旦那の帰りはいつも遅く、ほとんど話せない |
夕飯の片づけをしている間は父親が子どもを背中に乗せて戯れる | 旦那はまだ帰らない…子どもは自分にまとまりついてくる ワンオペ辛い | |
父親が一緒にブロックで遊び、子どもとの和やかな笑いが何度も聞こえてくる | 仕方なく片づけを後回しにして、子どもと遊ぶ | |
静かに布団にはいって「おやすみ」と穏やかな眠りにつく | 寝るまでに時間がかかり、結局自分も寝落ち(片付け終わらず) |
上記はあくまで一例です。
あなたの現実について、
あなたが感じたことも含めて
書き出してみてくださいね。
どんな状況で、
どんな子どもの行動で、
あなたはどう感じ
どんな行動をとったのか。
感情もたくさん含めて頂いて大丈夫です。
ため息が出てしまうかもしれませんし、
ちょっとめんどくさいと感じるかもしれません。
しかし、これをすることで
あなたがこれから
どう行動していくことが良いのかが分かります。
ゆっくりで良いですので、
ぜひ言葉にしてみてくださいね。
「今の子ども」を見つめ直す
子どもとの暮らしの現状を把握することができたら
次は、今の子どもをしっかりと把握していきましょう。
目の前のお子さんをしっかりと見てあげてください。
あなたの子どもは、
・どんな時に泣く?イヤイヤする?
・どんな遊びに興味ある?
・表情や言葉はたくさん出てる?
・食事やミルクの食べ(飲み)具合はどう?
・知らない場所に行ったり、知らない人に会った時どんな反応?
・泣いた後、すぐに気持ちを切り替えられてる?
・保育園や幼稚園での子どもの様子は、お家での様子とどう違う?
・寝るとき、スムーズに入眠できてる?
・あなたがイライラしたり怒った時、どんな反応する?
子どもの現状については
「理想の子ども」で上げた項目に
沿っていないくても大丈夫です。
なぜなら、子どもの年齢によっては
まだ分からない項目もあるのではないかと思うからです。
例えば、「理想の子ども」に「自発的に勉強する」と上げていて
今の子どもがまだ1歳の場合、
勉強するかどうかはまだ分からないですよね。
ですので、項目は必ずしも比較になっていなくて良いです。
でも、もし比較できる場合、
例えば、
「理想の子ども」は「健康的で活発」としていて、
「今の子ども」は「インドア派で風邪をひきやすい」などの場合は
対にして書き出しておくことで
「理想」と「現実」がより分かりやすくなります。
ただし、自分の子どもの現状と言われても
なかなか言葉にしづらいかもしれません。
そんな時は、上記にあげた質問事項を参考に
振り返ってみてください。
Step2:まとめ
いかがでしたか?
あなたの現実の子どもとの生活や今の子どもの状態について
具体的に言葉にして整理することはできましたか?
現状を正しく把握することって、
意外と難しかったりします。
なぜなら、感情が入ってしまうから。
でも、ここでは感情も含めての
現状把握をしていきたいので
深く考えすぎずに、
「あ、今こんな生活だな」
「こんな風に感じることあるな」
といったことを言葉にして頂けるだけで十分です。
でももし、
「どんなに考えてみても、言葉にしづらい」
「頭がぐちゃぐちゃで整理できない」
など悩まれてしまうようでしたら
ぜひ私にはきだしてください。
1つ1つ伺いながら今の生活について整理し
言語化するお手伝いをさせて頂きます。
ご連絡は公式LINE、
または下記の相談予約フォームからお願いします。
いつでもお気軽にどうぞ。
お待ちしています。
___*___
次回はStep3:ギャップを埋めるための目標を立て、行動する
ブログの更新予定は2025年1月24日(金)9時です。
楽しみにしていてくださいね。
___*___