子育てで後悔せずに毎日を過ごすって、難しいなと感じています。
私は子どもたちが幼かった頃は、毎日後悔と自己否定の連続でした。
そして、そんな日々がとても辛くて、子育てが楽しめなかった…
ママはどうでしょうか?
後悔しながら毎日子どもと向き合って、辛くなってしまっていませんか?
子育ての後悔がつきないママへ
これからのママの子育てをもっと楽しいものに変えていく3ステップ!
シンプルだけど、とても大切な考え方をお伝えします。
後悔はしても良い!
初めて子どもが産まれて
初めての子育てをするときには
誰もが初体験のことばかりなので
うまくいかなくて当たり前です。
だから、「できないことに後悔する必要はない」
と言い切る子育て支援者の方も少なからずいらっしゃいます。
でも私は、"後悔はしても良い"と考えています。
私は保育士で、子育てコーチで、
子育てや子どもとの関わり方だけでなく、
子どもの発達や心理についても
いろいろと学び、日々実践をしています。
それでも、子どもへの声のかけ方、
自分の振る舞い、
うまくできることばかりではなく、
「あー、こうした方が良かったぁ」
と後悔することはあります。
後悔は、咄嗟に出てくる感情です。
無意識で感じてしまっているものだと思います。
後悔を感じるからこそ
自分の失敗を振り返ることができるのです。
もし、「子育てで後悔しないようにしよう」
または、「後悔する必要はない」と言われたら
自分の中に今抱えている後悔は、
いったいどうしたら良いのでしょうか?
そんな言葉をかけられても、後悔は瞬時に消えていくようなものではありませんよね。
私は子どもたち3人がまだ未就学児だった頃、実際に言われたことがあります。
「将来後悔しないために、今子育てについてもっと学びましょう。もっと子どもの先を見据えて子育てしないとまた後悔しますよ」
子育て関連のセミナーの勧誘だったと思います。
これを言われたら、ママはどう感じますか?
「子どものことをもっと学んで、ちゃんとした母親にならないと!」
「後悔するなって言われてもすでに後悔を感じている自分は、ダメだってこと…」
そんな風に感じてしまうかもしれません。
私は当時はどちらも感じたなと記憶しています。
私がお話させて頂くママの多くも、何かしらの後悔を必ず感じています。
でもここで後悔することを悪と捉えたり、後悔すること自体を封じてしまうと、どうでしょうか?
ママは自分を責めてしまったり、自分をさらに追い込んでしまうことになりかねないのでは…と危惧します。
ママが後悔を感じるのにはちゃんと理由があるんです。
それは、
・もっと子どもに良いようにしてあげたい
・もっと良い方法/対応があったのではないか
など、子どもへの強い想いや子育てへの向上心。
子育ての後悔は、感じること自体には何の問題もないのです。
むしろ、真剣に子育てをしているママだからこそ感じるもの。
だから、後悔はしても良いんです。
もう後悔する自分を責めないでくださいね。
後悔は引きずらない!3ステップ
後悔はしても良いのですが、
子育てしているママに
絶対にやってほしくないことがあります。
それは、"後悔をひきずること”。
後悔をしたとしても、
それを引きずってほしくありません。
そしてさらに、後悔しながら
自分を責めてしまうことも絶対にやめてくださいね。
後悔し続けても、
自分を責めても、
物事は良いほうへは転換していきません。
起こるのは、自分への否定的感情と自己肯定感の低下。
自分を責めていても、子育ては毎日続いていて、辛くなっていくばかりだと思います。
辛い子育てはきっと楽しいと感じられないはずです。
ママにとっても、子どもにとっても、良いことは何もないのです。
では、ここからは子育てで後悔を感じしていまい、その先にどうしたら良いのか分からなくなってしまった時にママにやってほしいこと3つ、お伝えしていきます。
1.紙やノートに書き出す
まず1つ目は、ママが感じている後悔について言葉にしてみることです。
・どんな状況で、ママがどんなことをしたのか/言ったのか?
・その時にママはどう感じたのか(イライラした、カッとなった、etc)?
・どんな状況(行動)だったらママは後悔をしなかったのか?
1つずつ、ゆっくりで良いので思い返しながら書き出してみてください。
箇条書きでも、うろ覚えでも、大丈夫です。
大切なのは、しっかりと言語化することです。
後悔していることは何なのかを、自分のなかで明確にすることが、次のステップへ繋がります。
2.後悔を一旦受け入れる
言語化できたら、次は、
「そっか、それで私は後悔しているんだ」
と自分を自分で受け入れてあげてください。
後悔している自分を「なんで?!」と責めることはしないでくださいね。
「こういうことしちゃったから後悔してるんだね」
と後悔している自分を認めてあげるのです。
この時に声にだして自分に言い聞かせてあげると、自分を受け入れる効果が高まります。
シンプルに、後悔していることだけを受け入れてあげることがポイントです。
3.別の対応策や良さそうな声かけを調べて、次に活かす
後悔していることが言語化でき、自分を受け入れることができたら、
最後は、次に活かすための対策を考えてみましょう。
一番最初に言語化したとき、ママは
・どんな状況(行動)だったら後悔をしなかったのか?
について考えてみましたよね。
ここで、この「もしもこうだったら」について深堀りして、別の対応策や声かけについて調べてみるのです。
例えば、後悔している状況が、
泣き続けて止まらない子どもに、声を荒げて怒鳴ってしまった
この時、ママはどうしたら怒鳴らずに済んだでしょうか?
もしも…
・子どもがすぐに泣き止んでいたら怒鳴らなかった?
・ママの気持ちや時間に余裕があったら怒鳴らなかった?
・そもそも、子どもが泣き始めなければこうはならなかった?
思いつくすべての「もしも」について考えてみてから、「じゃあ、次はどうした良いのか?」を考えてみると、自然と対応策が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。
ぱっと浮かばなくても全く問題ありません。
1人では思いつかないことも、誰かに話すことでアイデアが浮かぶことが多々あります。
旦那さん、実家のご両親、親しい友達や、同じ月例の子をもつママ。
話しやすいと思う相手に
「こんなことがあって、こういう風にしたいと思ったんだけど、どうしたら良いのかな」と話してみると、
「そうだね~」と相手なりの考えを返してくれるのではないでしょうか。
ネットで同じような悩みについて検索してみることも良いと思います。
「こんな対策してるよ」
「こんな体験があって、こんな風に考えたよ」
子育てしているママやすでに子育てが終わっている先輩ママからの声は、ネット上でもたくさん見つけることができます。
ここで大切なのは、
誰かからアドバイスをもらうにしろ、ネットで検索するにしろ、
ママがやってみようと思うことはママ自身が判断し、選択することです。
ママが選択したことは、ママは責任をもって実践してくださいね。
うまくいかないのはアドバイスした相手のせい!とか、
うまくいったって言ってたのに自分の子どもにはまったく役に立たないじゃん!など、
誰かを責めてしまうことは、結局、後悔している自分を責めることに逆戻りすることになります。
自分のことも、相手のことも、責めたところで子育ては良くなっていきません。
うまくいかなかった事実だけを再確認し、また3つの振り返り行動の1つ目「言語化」からやり直していけば良いのです。
何度でもやり直せば良いのです。
色んな対策を試してみれば良いのです。
焦らずに、何度でも、やり直して良いんですよ。
まとめ
ここまで、子育ての後悔はしても良いということ、そして、その後悔を引きずらないために、ママにやってほしい3つのことをお伝えしました。
今も子どもへの後悔を引きずっているママ、ぜひ今日はその後悔を胸の中から出して、明日からの子育てのために新しい対応策を考えてみましょう。
まずはママが抱える後悔について、紙に書き出してみてくださいね。
もし、1人では言語化が難しい!
対応策って言っても、思いつかないよ!
というママは、ぜひお気軽に私にご連絡ください。
私が一緒に考えます。
ママの心の重荷が少しでも軽くなり、笑顔の瞬間が増えますように。