やりたいこと見つけよう!子育てで辛くなったときに絶対に試したい3つのこと

笑顔のママへ

子育てで辛いとき、子どもとの毎日が苦痛に感じるようなときには、誰にも会いたくなかったり、外に出る気力もないような状態になることがあります。

出産後数カ月(個人差があります)は、ママの体が回復している最中で、傷ついた子宮を修復するためにホルモンバランスが安定しません。また、昼夜問わずの授乳やお世話などで自律神経も乱れがちになり、精神的にも不安定になりやすい時期です。

このような産後の回復期には、体の疲れと精神的な不安定さに影響され、心が沈みがちになってしまいます。
辛いときは無理をしていつも通りに振舞う必要はありません。むしろ無理をせず、自分のペースで過ごしていくことが大切です。

とはいえ、子どもがいると自分のペースで毎日を過ごすことは至難の業です。
ですのでママには、沈んだ心を浮き上がらせるために試してほしいことが3つあります。
順番にご紹介していきます。

映画やドラマを観る

普段ママは自分の感情を抑え込んで
泣いちゃだめ
怒っちゃダメ
感情をちゃんとコントロールしないと
と思って自分の感情にフタをしてしまうことが多いのではないでしょうか。

そんなときは、映画やドラマを観て、思いっきり泣いたり、または思いっきり笑ってみましょう!
私も色んな映画やドラマを観て、感情移入して思いっきり泣いたり、笑ったりしてその場その場の辛さを乗り越えていました。

ガマンしないで悲しみや喜び、怒りも全て表にだすことで、フタをしていた感情が流れでて心の中がスッキリします。また同時に、自分との経験と重ね合わせたり、逆に非日常を感じることでストレスや疲れを取る効果も期待できます。

好きな俳優さんが出ている映画やドラマ、好きな映画監督の作品を選んでみると良いと思います。
どんなジャンルが好きなのかを考え、ママが「観たい」と思うものを優先的に観てみてくださいね。

でも、どんなのが良いのか思い浮かばない!という方のために、私のお勧めを少しご紹介します。

笑える映画
・The有頂天ホテル 三谷幸喜監督
・コンフィデンスマンシリーズ 田中亮監督

命や家族の絆について考えさせられるドラマ&映画
・Drコトー診療所(ドラマシリーズ、映画もあり)
・コードブルー(ドラマシリーズ、映画もあり)
・家族はつらいよ(映画)山田洋次監督

泣ける映画
・八日目の蝉
・湯を沸かすほどの熱い愛

色んな映画を観切ってしまった後には、私は刑事もののドラマが好きだったので「相棒」や「緊急取調室」「コールドケース」などのシリーズをどんどん観ていました。
笑うため、泣くためと思わなくても、好きなジャンルのドラマを観るだけでも日常を離れ、ストレスを解放することができますね。

自分の為だけの時間、子どもが夜寝た後やお昼寝の際中などにぜひ確保してみてくださいね。

運動する

体が辛い時には外に出て歩くことさえしんどいと思います。

私も出産後の体力が戻るまでには半年ほどかかっています。その間、子どもを連れて買い物に行き、重い買い物袋を持ち上げたり、子どもと荷物を乗せたベビーカーを押して歩くのも苦行でした。週末に家族で出かけることも辛くて、ほんとに毎日が試練でした。

ですが、家で柔軟体操をやるようになり、その後たまに親子ヨガ教室などに参加するようになると、意外なほどに体がスッキリして、夜は深く眠れるようになってきました。

難しいダンスや激しいスポーツをする必要はありません。
家でできる軽いストレッチやヨガ、少し長めの散歩などで十分です。普段と違う筋肉を使うことで体全体が程よくほぐれ、心地よく疲れることができます。その疲れが夜の睡眠の質をググっと高めてくれるのです。

お家でできるお勧めのヨガについては、以前のブログ記事でご紹介しています。
「産後うつ、育児ノイローゼ…同じ状況を経験したママたちがとった対策とは?」

外出ができるのであれば、子どもと一緒に体を動かす教室に通うこともお勧めです。

・親子リトミック
・親子スイミング
・親子体操
などなど、親子で参加できる教室はたくさんあります。

リトミックや体操などの教室は、地域の子育てサークルや児童館などでイベントを行っていることもあります。無料で体験させてくれる場合もありますので、気になる教室があればまずは問い合わせてみると良いでしょう。

ここで間違えないでほしいのは、教室へ参加する目的です。

産後で体が辛い時期に体を動かす親子教室へ参加する目的は、「ママの体を動かすこと」です。

まずはママが心地よいと感じられる環境で、無理のない運動ができ、それによってママの心がすっきりすることを最優先で考え、選んでくださいね。子どもが楽しむ事や子どもにとって良い効果があるかどうかは、その次に考えればOKです。

軽い運動により凝り固まってしまった筋肉を動かし、ストレッチして体全体を伸縮させること。
これにより体がほどよく疲れ、夜にしっかりと眠れるようになってきますので、朝の目覚めが良くなります。

しっかり眠り、体力・筋力を回復させることで、心の辛さもだんだんと軽減することができますよ。

具体的な未来を想像する

子どもを育てていると、考えていることはいつも子どものこと…なんてことは子育て中のママにはよくあることです。

毎日が子ども優先になることで、
「子どもと今日はどこに行こうか?」
「子どもの昼食や夕食は何にしようか?」
「保育園や幼稚園はいつから、どこで手続したら良いのか?」
と子どもとの生活や子どもの将来のことばかり考えている事でしょう。

しかし、ここで立ち止まって考えてほしいのは「ママの生活」「ママの将来」のことです。

ママはどんな生活をしたいと思っていますか?
将来やりたいことや、夢・目標はありますか?

子どもはいつか親の元を離れ、巣立っていきます。
長い子育てにも、必ず終わるときがきます。

ママだって自分のための人生を歩んで良いのです。自分のやりたいことや目標を持って、そのために時間を使って良いのです。

子どもが生まれると、ついつい子どもを最優先に考えてしまい、自分のことはないがしろにしてしまいがちです。真面目なママほど特に、生活が子ども一択になってしまい、自分のことを忘れてしまう傾向にあるのです。

だからこそ、ママにはママの目標や夢を具体的にもってもらいたいと思っています。なぜなら、子育て以外のことで没頭できることがあると、辛さやストレスを軽減することができるからです。

では、子育てが終わるとき、ママはどんな自分でいたいと思いますか?
そしてその時までに、ママは自分の人生のためのどんな準備をしていきたいと思いますか?

趣味がすでにある方は、自宅でゆったりと、自分のペースでその趣味を続けられると良いですね。

また、その趣味をもう1度見直して、さらに高いレベルへ学び直したり、新しいやり方を探ってみることも良いでしょう。もし、もう1歩踏み出すことができるなら、新しいサークルや団体に加入してみることもお勧めです。

例えば、趣味で編み物をされる方は、子ども用の小物を編んだり、ご自分で使えるようなアイテムを編んでみると、生活に趣味を取り入れることができます。また、編んだものをSNSでシェアするという方法もあります。Facebookには編み物を投稿する専用のグループがあります。そのグループに参加して自分の作品をお披露目することでコメントをいただけたり、他の方々の作品を見ることで良い刺激を得ることができるでしょう。

ですが、無理は禁物。できる範囲で、できることをすることが大切です。

夢中になれるものがまだないという方は、自分はどんなことが好きなのか考えてみてください。

家でゆっくり映画を観る事でも、本を読む事でも、カフェ巡りをすることでも、なんでもOKです。そして同時に、自分の人生でどんなことが大切なのかも考えてみてください。

例えば、IT関連の専門的なお仕事をされてきて、それまで培ってきた経験を誰かの役に立てたいと思われる方もいます。また、趣味で占いをしているから、それを周りの方々の生活をより良くするために役立てたいと考えられる方もいます。

具体的な〇年後を想像し、自分はその時にどんな自分でいたいかを頭に思い浮かべてください
子どもが小学校に就学する際、または子どもが中学校に入学する際、ママはどんな生活を送っていたいと思いますか?

趣味があってもなくても、5年後の自分、10年後の自分、子どもとどんな生活を送っていることが理想なのかを想像してみると、今この時にママがやりたいと思えることがみつかるのではないでしょうか。

まとめ

もしやりたいことが見つからなくても、焦る必要はありません。
何かをしなければならないということは、全くないからです。

上記でご紹介した3つとも、まったくやる気にならない!という場合には、まずはママが1人でくつろげるバスタイムを確保してみることをお勧めします。ゆっくりと湯船につかり、体をしっかりと温められると心身の疲れが取れ、夜の眠りが深くなることが分かっています。

ゆったりと毎日を過ごしていくことは、ママの心身を平静に保つためにとても大切なことです。

それでも、もし
・何かをしたいけど、何をしたら良いのか分からない…
・何となく新しいことをしてみたいけど、自分に何が合うのか分からない…
という方は、
ぜひ私とお話ししてみませんか?

ママの考えやアイデアをお聞きしながら、ママが本当はどんなことをやりたいと思っているのかを引き出していきます。お話しする過程でママがやりたいことが見つかるかもしれません。

ご相談はオンラインで随時開催しています。お気軽にお申し付けくださいね。

ママが自分の人生を見つけ、笑顔の生活を送れることを願っています。