寝たいのに、眠れない!眠れないほどに気分が落ち込んだらやること

笑顔のママへ
Depressed woman awake in the night, she is exhausted and suffering from insomnia

疲れて眠いはずなのに、寝付けない。
眠りについても、数時間もしないうちに目が覚めてしまう。

寝る直前も、起きた直後もすぐに、嫌な気分になって気持ちが落ち込んでしまうこと、ありませんか?

特に子育て中のママは、寝たいと思った時にすぐに眠れるわけではないことが多いと思います。
でも、せっかく横になれる時間があるのに眠れないなんて、もったいなすぎます!

寝たいのに眠れないママへ、気持ちを落ち着かせて自分自身を眠りに誘導するための方法をお伝えします。

どんな時にイライラがつのるのか?

・旦那に「手伝って」と言ったのに、「俺も疲れてんだよ」と返され何もしてくれなかった…
・職場の上司に納得できなことを一方的に言われて、うまく言い返せなかった…
・ちょっとだけでも休みたいのに、そんな時に限って子どもがギャン泣きして後追いしてくる…

そんな時、あなたはどんな感情を抱くでしょうか?

「なんで自分だけ頑張んなきゃいけないの!あんな言い方しなくても良いのに!」
「あの時ああ言えばよかった!」
「私だって泣きたいよ!」

などと、誰にも自分の感情を分かってもらえない、助けてもらえないといった否定的な感情が湧くのではないでしょうか。

上記のような状況は、自分ではどうともできない事、納得がいかない事、だと思います。たいていの人は、自分が納得できていない理不尽な事柄に対して、脳内の防衛本能が働くことで納得がいくように解釈を導き出そうとします。この行動は自分の理性を守るためで、他者からの行為により理性が崩壊しないようにするためです。

納得がいく解釈が見つかれば、イライラは自然と収まってきます。ただし、見つからないままだと、何度も同じシーンを思い返してしムカムカして、イライラが止まらなくなることがありえます。そして眠れなくなってしまう。

イライラを鎮める効果的な方法


イライラ/愚痴/悪口、ほんとうに「悪」なのか?


眠れないほどのイライラは良いものではありません。あなたの健康を壊してしまう危険性もあります。
では、イライラを鎮めるためにはどうしたら良いのか?

一番簡単な方法は、身近な人に自分のイライラについて話す(愚痴る)ことです。
自分のイライラについて他の人にも分かってもらいたいという感情から、多くの方は生活の中で自然にやっていることだと思います。

しかし、「愚痴や悪口は言っちゃいけない」と思っている人、そして我慢してしまっている人、結構多いです。

「人の悪口は言っちゃダメ」
「文句言わない」
「愚痴ばっかり言ってると性格が捻じ曲がるよ」

親や学校の先生から言われたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?
私は親からしょっちゅう言われて育ちましたので、愚痴や文句はなるべく言わないことが当たり前なのだとずっと思っていました。「言った悪口は自分に返ってくる」なんて聞いたこともあります。

私と同様に多くの人の中には、「悪口/陰口=ダメ」の公式がバッチリ入っているはずです。

とはいえ…愚痴や陰口くらい言いたくなる時、ありますよね。
そこで、愚痴や陰口をどうしても言いたくなった時のイライラの鎮め方をお伝えします。


イライラ鎮静剤:愚痴/陰口を言葉にすること


先ほども触れましたが、イライラを鎮めるにはこれが一番効果的です。

いやいや、言ってはダメでしょ!と思われた方もいらっしゃいますよね。
大丈夫です。愚痴も悪口も陰口も、言っていいんです。

本当は、面と向かって相手に自分の気持ちをぶつけられたら陰口を叩かなくて済みますし、相手との共通理解が得られたら愚痴もはかなくて済みます。
しかし、普通のメンタルの人なら、本人に直接気持ちをぶつけるというのは勇気がいることだと思います。

ですので、結果的に「本人のいないところでイライラを吐き出す=陰口」になってしまう。
だからといって陰で悪口を言うことはダメだからとグチを禁止してしまったら、どうなるのでしょう? イライラはずっと募り続けますし、メンタルも落ち込んでしまいますよね。

それに、マイナス感情を吐き出さずにめてしまうと、その時のイライラが友人や家族などの人間関係、ビジネスや別の部分でもひずみを起こさせてしまいます。
社会生活に難しさを感じるうつ病や不登校などの問題が日本社会で増幅している背景は、この「愚痴/陰口=悪」という図式がはびこっているからだと、私は考えます。

ですので、愚痴、悪口、陰口、言っても良いのです。

人に愚痴を聞かせるのがイヤなら、黒い感情をノートに思いっきり書き出すことをお勧めします。
この時に大切なのは、自分の感情だけをストレートに吐き出すこと。

【注意点:これは他者を糾弾するためではありませんので、不特定多数の第三者が見られるネット上の書き込みやブログなどに実名や写真つきで書き出すことはしてはいけません。】

自分の感情を言葉にすると、不思議なくらいにイライラがスーッと引いて、「本当はどうしてほしかったのか?」という本音にまで気づくことができます。決して、陰口を言いたい自分を否定したり、自分の中で感情を押し殺して悶々としてしまうことは選択しないでください。


自分の本音が分からなくなったら


「身近な人には言えないけど、誰かに話して気持ちを整理したい」
「ぐるぐる思考から抜け出して、いい加減、前に進みたい」
という根深い悩みがある場合は、プロの個別相談を受けてみるという選択肢もお勧めです。

プロの相談員やコーチング講師と対話することで、自分の中から答えを見つけ出すことができます。その結果、心の奥にある感情の「詰まり」を明らかにし、解消していくことができます。

たった15分だけでもコーチングを受けてみると、
・気持ちがスッキリした
・自分の本音に気づけた
・やりたいことが明確になった
という手応えを得ることができるはずです。
コーチングって何?と疑問に思われた方も、多くの方の悩みに寄り添っているプロとの対話であなた自身の気づきを得ることを実感して頂けます。

もし、今困っていること、モヤモヤしていること、思考を整理したいことなど、どんなことでも大丈夫です。身近な人にはちょっと話しづらい、話せる人がそもそも近くにいない、などの理由でもOKです。

ピンときたら個別相談をご予約くださいね。

あなたが今日も気持ち穏やかに眠ることができますように。